穀菜食で健康と幸福を

塩で血圧は上がるか

穀菜食の基本

                塩で血圧は上がるか

 厚生労働省、西洋医学、マスコミでは、動脈硬化、高血圧を防ぐために減塩を勧めています。本当に塩が原因でしょうか。

 塩には、少なくとも2種類あります。一つは、調理に使う食塩(NaCl)です。もう一つは、動物性食品の蛋白質に含まれるNaです。
 調理に使う食塩では、血圧をそれほど上げません。動脈硬化を起こしたり、血圧を上げるのは、動物性蛋白中のNaです。

○ それはナゼでしょうか。
 ・調味料の塩は粒子が細かいため腎臓の網の目を容易に通り抜けることが出来  ます。しかし、動物性蛋白は粒子が大きく、その中に含まれるNaは網の目を  簡単に通り抜けることが出来ません。体内に残ります。
 ・動物性蛋白にはNaが多く含まれていますが、植物性蛋白には少ないのです。  豆は煮ると大きくなります。肉は煮るとNaが多いから小さくなります。
 ・食塩はイオン化Naと言って血液に溶けることが出来、全身の細胞の中に入り  活躍できます。しかし、動物性蛋白中のNaは非イオン化Naで血液に溶けにく  いため血管壁とか、骨、内臓に沈着して細胞、血管を硬くします。
 ・調味料の塩は塩辛く極端に摂りすぎることは困難です。しかし、動物性蛋白  中のNaは蛋白に包まれているから塩辛さを感じないため、容易に食べ過ぎる  ことが出来ます。卵を5~6個とか、肉を何百㌘も食べる人があります。

 分析化学で研究するのも良いが、食生活の変遷と病気の推移を調べることが大切です。昭和30年頃までは、動脈硬化とか高血圧の人は50歳前後以上の年配者でした。
 しかし、最近では若い年齢層にも動脈硬化、高血圧患者が増えています。子供にも動脈硬化が現れています。ナゼでしょうか。減塩運動で昭和30年頃と比べると食塩の摂取量は少なくなっています。
 その反面、動物性食品の摂取量は大幅に増えています。厚生労働省発表の1人当たりの1年間の摂取量を昭和10年頃と平成12年で比べると、肉が13倍、卵7倍、乳製品28倍、魚3.7倍です。
 この推移を見ても若い人に動脈硬化、高血圧が増えていることが理解できます。動脈硬化、高血圧を治したり、予防するには減塩より、肉卵、魚介類、乳製品はもちろん、ニボシ、鰹節などの摂取を控えることが大切です。
 血圧を下げるには緑黄野菜、りんご、みかんなど酸味のある果物、豆腐を摂り、主食の玄米ご飯、うどんなどを少なくすることが大切です。
 魚好きだった人には大根卸し、肉卵好きだった人にはシイタケスープを摂ると血圧が下がりやすい。

 但し、現在血圧が高い人の味付けは、一味か二味薄くして下さい。

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional