穀菜食で健康と幸福を

食養の効果が出ない人

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      読 者 か ら の 質 問 箱

    食養の効果が出ない人

 食養を始めて1年になりますが体調が良くなりません。

                                伊藤 誠
 ○ 食生活の間違いを反省し、喰い改める

A.食養を始めるキッカケは何でしたか。
Q.血圧が高く、糖尿病で、いつもイライラし怒りっぽい。
A.典型的な生活習慣病ですね。これを治すには、正しい穀菜食を実践し、体質 改善が必要ですね。
Q.たまに脱線することはあるけれど、あとは指導を受けた通り実践しています。
A.重病を治すときには脱線は許されません。それともう一つ、ナゼ食養を実践 するかを正しく理解していないと治りません。
Q.血圧を下げ、糖尿病を治したいから食養をやっています。
A.そのような考えではなかなか効果は出ないでしょうね。
Q.病気を治したいと思うのは当然でしょ。
A.確かにその通りです。しかし、重病はその考えでは治りにくい。
Q.ナゼですか。
A.悔い改めるのではなく、長年の間違った食生活で体を悪くしたことに対し反 省し、今後は喰い改め食養を実践すれば脱線することもありません。要するに 人間の食べるべき食べ物を控えめに食べれば、ほとんどの病気が回復します。
  失礼ですが、個人健康相談を受けただけで、勉強会、料理教室には参加され ていませんね。
Q.はい、
A.勉強会に出なくても、本とかビデオで勉強し、穀菜食の神髄は「病気を治す のではなく、体質改善をすることにより病気に退散してもらうこと」を理解す るのです。
  要するに人間が食べるべき食べ物以外の食品を食べたり、むさぼるように暴 飲暴食を重ねた結果で病気になったことに対し反省する姿勢が必要です。

 ○ 大自然の法則(無双原理)を理解する

Q.皆さんは、そのような考えで玄米を食べておられますか。
A.そこまで理解して穀菜食を実践している人は少ないですね。東洋哲学の無双 原理に引かれて穀菜食に入った人達は、そのような考えで実践しておられます。
  しかし、病気がキッカケで入った人の大半は、あなたと同じように病気を治 したい。苦しみから逃れたいために穀菜食を実践しておられます。
Q.そうでしょうね。
A.軽い病気、或いは難病でも初期の時期に穀菜食を開始すれば案外早く回復し ます。しかし、長年検査等で放射線を浴び、薬漬けになっている人は、大自然 の法則(無双原理)を理解した上で実践しないと簡単には治りません。

 ・桜沢如一先生が救われない人の3箇条を下記の通りに話しておられます。
1.大自然の法則(無双原理)を認めることの出来ない人。
  我の強すぎる人々。
  感謝、報恩の念のない人。
1.不注意、不正確の人。
  米1カップと言うのに3カップも食べる人、一口80回かむ様に言っても
 3~4回で飲み込む人、自分の胃袋の大きさを知らずに食べ過ぎる人。
  食養で止められている食べ物を食べる人。
1.もう生命力、力を失った人。
  食養の発見が遅過ぎた人。
  生きる意欲のなき人。
  大いなる夢をもたない人。
 以上3つの中の何れかに当てはまる人は食養を実践しても治らない。
 「マグロビオティック料理(桜沢里真著、日本CI発行)P13より」

A.要するに赤い血液を持つ人間が、赤い血の肉を食べるのは宇宙法則違反、砂 糖、果物、生野菜などの陰性食品を摂ると血液が溶かされることを理解すれば 脱線をしません。
  特に医師から後何ヶ月と宣告を受けている人、難病で不治と言われている人 は、真剣に喰い改めることが必要です。

 ○ 正しい調理法、食べ方を身につける

Q.どうしても食べ過ぎてしまう。
A.ある程度我慢することも必要です。しかし、体質症状に合わせた食事で、正 しい調理法、そして、主食と副食のバランスを良くし、食べ物に感謝して良く 噛んで食べると少食でも空腹を感じることなく満足できます。
  「量は質を変える」と言う諺があります。自分が消費する以上に食べると、 それが腐敗発酵し、血液を汚します。その汚れた血液が内臓に行けば、内臓が 病気になり、その血液が脳へ行けば脳を傷つけ、鬱病などの精神障害、過食  症などになります。
  金魚を育てるときエサを与えすぎると金魚鉢の水はスグ汚れます。しかし、 控えめに与えると水はそれほど汚れません。人間の体の中も同じです。
Q.普段から大食だったから、少食にすることが出来ませんでした。
A.あなたは、長年の薬漬けで肝臓、腎臓の機能が相当低下しています。それだ けに中途半端な玄米食では回復は望めません。特に大食は禁物です
  英桜先生が重病の方が治らない原因を次のように話しておられます。
1.ごま塩の作り方が悪い:塩の粒子にごま油が吸収されていない。
1.味噌汁の作り方が悪い:味噌汁に泡が浮いている。
1.生姜湯湿布の温度が低い:深部に45℃の熱が浸透しなければ効果は少ない。   火傷させない程度で、我慢出来る程度の熱い生姜湯湿布をすること。
1.キンピラごぼう、細かく刻んでごま油で炒め水を入れて煮る。柔らかくする と赤ちゃんでも食べられる。ごぼうが固いと陰性な病人は治らない。
1.自分自身の消費エネルギー以上に食べると治りにくい。
1.家族の理解と協力が必要不可欠。協力がないと助かる確率が低くなります。
  特に意志の弱い病人のときには、家族の協力がなければ治りません。家族全 員で実践すれば治る確率、スピードが大幅にアップします。

 ○ 1日にご飯を1膳食べる力があれば治る可能性がある

Q.先程「食養を知るのが遅過ぎた人は治らない」と聞きましたが、私はそのケ ースに当てはまらないですか。
A.ガンとか慢性病の末期で1~2匙のご飯とか、2~3本程度のうどんしか食 べられない人です。
Q.そんな状態の人の相談がありますか。
A.相談に来られる人(家族の方)は時々あります。宿泊研修でも3人ほどあり ました。
  少なくとも1日にご飯を1膳食べることが出来るとありがたい。食べ物で治 す方法を指導しているから、食べることが出来ない人は治すことが困難です。

 ○ 夢、目標を持ち、運動をすること

A.自分で病気を治すと言う前向きの人は、家族の協力が無くても案外早く治り ます。「病気を治し家族のために家事をする」とか「社会に復帰し、職場へカ ムバックしたい」と考え、正しい穀菜食を実践する人は、回復が困難だと思え る病人さんでも治るケースが多くなります。
Q.やはり前向きな生活が大切ですか。
A.その通りです。その意味で運動も必要です。
  積極的に運動をしたり、雑巾がけをして汗を出し新陳代謝を良くすることが 前向きに生きる姿勢になります。自分で努力することが大切です。又、運動な どで努力すると食べることを忘れ、食事の脱線、過食を抑える効果もあります。
Q.食べ歩きが好きだったから、1日中食べることばかり考えています。
A.それでは病気は治らないでしょう。

 ○ 食品添加物の害

A.食養を実践しても、40年前と比べると、同じスピードでは回復しないし、 治らないケースも増えています。
  一つは、穀類の消費量が戦前と比べると1/2以下になり、屋台骨が弱くなり、 生命力が落ちているためです。昔と比べ耳の大きい若者が減っているのを見れ ば分かります。耳は腎臓の機能を表しています。耳が大きければ老廃物の濾過 が充分に働きます。
  もう一つは、昭和35年以降、食品添加物の使用量が急劇的に増え始め、そ の除去作業で肝臓、腎臓に負担がかかり、生活習慣病の急増に関係しています。  食品添加物(着色料、保存料、酸化防止剤など)。
  成長ホルモン剤、抗生物質、農薬、化学肥料。
  放射線、抗ガン剤など医薬品。
  環境汚染:排気ガス、各種の刺激(音、振動、光)。喫煙:ニコチン。
  一つ一つの安全基準は作られていますが、複合汚染に対する基準はありませ ん。それだけに体内に化学物質の残留も多く、新陳代謝が悪くなり、動脈硬化、 免疫力・自然治癒力の低下を招いています。

 ○ 食欲を抑える工夫をする

Q.食欲を落とすコツはありますか
A.食欲が強いと言うのは陽性過多で、ある意味では有り難いことです。衰弱し て食欲が完全に落ちている状態より、打つ手はいろいろあります。とは言え食 欲を抑えるのは容易ではありません。
  それを克服する方法は。
1.大食の人は、よく噛んでいない。澱粉をよく噛んで唾液を充分に混ぜて食べ ると満腹感が味わえ、消化、吸収がスムーズになり、体が満足するから欲求不 満も解消できます。
  澱粉の消化酵素アミラーゼは唾液の中にあり、口で消化されます。胃ではお もに蛋白質が消化され、澱粉は消化されにくい。それだけによく噛むことが必 要です。
1.食欲があるのは、陽性で胃酸が多く出ているから、野菜の水炊きの無塩食で 脱塩し徐々に食欲が落てきます。しかし、中には筋骨タイプの陽性過多で胃が 収縮している人は、ますます食欲が高まった人もあります。
  夏の炎天下で農作業とか運動をすると陽性過多になり、ご飯等の陽性食が喉 を通りません。そのような時にKの多いキュウリ、トマトなどの夏野菜にそう めんと言った陰性食を食べると元気が戻り、食欲も出てきます。インドのよう な熱いところでは香辛料のカレーで内臓の緊張を緩め食欲を出します。極陽性 になっている人は、それと同じことです。
  本来は、陰性食を食べると食欲が落ちますが、極陽性になると陰性を入れる ことにより胃の緊張が緩み活発に働きます。
1.りんご、みかん等の果物、或いは葉菜を中心にした野菜を薄味でたっぷり食 べ、満腹感を味わうと共にKを摂り脱塩を同時に図る。
1.寒天、ところてん等カロリーがなく、水分の多い食べ物で満腹感を与える。
1.ある程度量を食べるにしても食事の時間を決め、決められた時間以外には食 べないこと。
1.1人で実践するのが困難な時には、食養セミナーに参加しグループで行う。
1.運動法とか呼吸法など自分で努力することにより、その努力をムダにしない ために食べるのを我慢する気持ちにさせる意識改革のキッカケを作る。 
1.趣味、仕事に没頭し暇な時間を出来るだけ少なくする。
1.食べること以外に満足感、快感、達成感を見つける。

※ テレビで紹介していた食欲を抑える方法の一例です。
 ・計るだけ健康法、体重とか血圧を毎日計りグラフにつける。右下がりの効果  に満足感を味わう。体重を量るときは100g単位まで量れるはかりを用意  すると良い。下に言い訳を書く欄を設ける。たとえば誕生日、同窓会等。
 ・毎食の食事を写真に撮り残す。備考欄に体調等記入する。何をどの程度食べ  た時の体調かを判定し、反省の記録を残し、快調な時の満足感を記録する。
 ・1枚のテーブル布巾の上に主食、主菜、副菜、汁物を並べ主食、副食と順番  に食べ、主食がなくなったら、残った食べ物は残す。
Q.これを機会に食生活を考え直し、まずは良く噛み、体を動かすようにします。
A.病気、症状が消えるのは一つの通加点です。人生に対する価値観を変え、健康で平和と自由な人生を送るために穀菜食を実践するのが最高です。
                        おわり

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